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あけるな

あけるな

買ったきっかけ:
復刊ドットコムで見事に復刊。待ってました!の一冊でした

感想:
「あけるな」とかかれた扉を
「これがあけられずにいられるかい」と
ずんずん開けていく乱暴さがいさぎよい。

まるで
「ルールってのはね、破る為にあるんだよ!」

と言わんばかりの、ひひひ、なひみつな教えを
あーいえばこ―いうふうになってきた3歳児を日頃は大声で制しつつ
心の奥では密かに推奨しています。

「とびらってのはね、あけるためにあるんだよ!」

ダメと言ったことはしないでほしい。
でもダメと言われたからといって
おとなしくそこにある扉をあけないできちんと守るような子には、ならないでほしい。

複雑なおやごころ。

ちょっとした悪い事をこっそりと教える大人は、いた方がおもしろい。
そんな役目をになう本。

おすすめポイント:
そしていっぱい冒険とわるさを楽しんだら、
やっぱりおうちへ帰るんです。
オレンジ色の明かりと夕飯のあったかいゆげ

悲しくても嬉しくても
つまらなくてもおなかがすいて倒れそうでも、
「おかえりー」と降ってくる明るいのびやかなトーンは
いつもいつもいつも同じで
ずけずけしていて鬱陶しくて

そんな幼少期のにおい

あけるな

著者:谷川 俊太郎

あけるな

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