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死神さんとアヒルさん

死神さんとアヒルさん

買ったきっかけ:
立ち読み

感想:
「うれしい、やっと気づいてくれたのね。あたし、死神なの。」

favorite picturebooksのミニ・サウルス ズィンクレア・ゾフォクレス
でもふれましたが、
いのちのついて考える絵本として紹介され
ています。

2人の距離はつかずはなれず。
さほど仲良くも悪くもなく
常にひたりと寄り添っています

ワンピースを着た死神さんによる
死をおしえるためのやわらかな絵本。

おすすめポイント:
子供が「死ぬ」という単語を使い始めたら、読んであげるといいと思った。
特別なことじゃないけど静かなものだってことが、なんとなく感じられればいいかなと

死神さんとアヒルさん

著者:ヴォルフ エァルブルッフ

死神さんとアヒルさん

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A Notre Façon

A Notre Façon

Je les lieというグループ主催のイベントにお誘いを受け
出展することになりました。

映画「キューポラのある街」で知られる川口の鋳物工場群。
電気炉にとってかわり次々と姿を消した近年、
それらはマンションや公共施設へと変貌してゆきました。
そのうちの一つがKAWAGUCHI ART FACTORY
敷地の一部を展示、撮影スタジオなど6つのアートスペースとして貸し出しています。

赤い階段が目印。

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Je les lieのみなさんにとって
今回は記念すべき第一回目となるイベント。
様々なジャンルのアーティストを招き
展示やクラフトの出品、ワークショップ、ライブをやるそうです。
音楽と本がキーワードということもあり、私にもお声をかけてくださったというわけです。

他にはデニム作家のAkAne AUさん
銅版画とアクセサリー制作の田代幸正さん、
クレイジーキルト作家の古澤正美さんが参加予定で
フラワ―コーディネーターをなさる主催者のお一人谷津翠さんが
会場をグリーンとその香りで、素敵な空間にまとめあげてくださる予定です。
(フラワーアレンジメントのワークショップも会期中2回あるそうです、HPのメールにお問い合わせを)

大塚雄一さんの、ボタン式アコーディオンによるライブもあるようで(要予約:チケットはこちら
すこし交通が不便ではありますが、ぜひいらしてください。

そしてそして参加者の一人
ハーバルセラピスト&クレイジーキルト作家なる一見不思議な肩書きを名乗る古澤姓の女性は、
察しのとおり私の母であります。
今回親子でのコラボレート出展とあいなりまして
会場では私よりも、もっぱら彼女の作品が多く並ぶことと思います。

現在クレイジーキルトのミニケースを、アンティーク風の小さなハサミとセットで出品するべく、大量生産中とのこと。
影のお仕事「魔女」の異名を持つ彼女のことですので
他にも色々出てくるかもしれません

この場所がどう変わるのか、とても楽しみです。053_2 

A Notre Façon

2011.10.20(木)~24(月) 
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
KAWAGUCHI ART FACTORYにて

【アクセス】
◎公共交通機関
■東京メトロ南北線直通 埼玉高速鉄道川口元郷駅出口1より徒歩5分
■JR京浜東北線川口駅東口より徒歩20分またはJR川口駅東口発エルザタワー循環バスにて元一中町会館前バス停下車0分
◎自家用車
■駐車場がございませんのでお車でのご来場は出来ません。電車バスをご利用ください。

企画:Je les lie ジュ・レ・リ―

偶然だけど必然
人と人、人とモノ、モノと場所
ジャンルにとらわれない「つながり」をプロデュースするYuri・Non・Laurieによるユニット

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めすのこやぎとおそろしいいぬ

めすのこやぎとおそろしいいぬ  チャールズ・キーピング

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同著の「まどのむこう」は、
部屋のカーテンの隙間から通りを覗く男の子の固定視点のみで描かれた絵本で
出合った時はそれは驚いた。

細いカーテンの隙間から現われては消える人、動物、会話。
ストーリーを語る人はいないのだけど、
男の子の見たものと気持ちが読んでいるこちらと重なり
退屈、緊張、胸騒ぎのほんの数分間をドラマチックに体験できるしかけになっている。

団地住まいだった子供の頃
5階の窓から見下ろすいつもの景色に、
なんでもない人がなんでもない事をしているのをぼんやり眺めてたけれど、あの感じ。

子供が走って転んで泣いて、親が駆けつけて抱っこしていなくなって静かになるのや
カツカツヒールを鳴らす女の人が周囲に人がいないのを確認して、ずりあがったペチコートをひっぱりおろすのとか
中学生にポイ捨てされた空き缶が数分後に下校の小学生たちに蹴られてどっかへ連れさられていく一部始終とか
対面の団地のベランダで、奥さんが怒りながら洗濯物とりこんでる所
どうでもいいけど私だけが知っている、みたいなのは
子供ながらにイヒヒ、な気持ちで。

まあ子供なんてものは
「アリの芋虫運び」「亀、ミミズを食す」みたいなことでも
2時間映画くらいに楽しめるものだったりする。

窓枠の向こうが舞台のようでもあり
ほんの数分間がドラマチックに揺さぶられる、不思議な感覚の本です。
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ああそうそう、それでヤギの方の絵本。

こちらは「まどのむこう」に比べればそれほど驚きはしませんでしたが
キーピングらしくどすんと重厚で迫力のある一冊。

語りも潔く、なにより石版画による挿絵がいい。
キーピングは色彩もよく考えている人で
既存の色をそのまま表現することは、なるべくしないようにしているようだ。

実は総じて「大好きな作家」ではないのだけれど
この人ぁすごい!と思う。(口調が変わってしまうほど)
広く演出の上手な作家の絵本は重みがあるなあ、と、
かえってなんとなく気持ちが落ち込んでしまう一冊・・・

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