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meta-Ryoji Arai

meta Ryoji Arai

FOIL GALLERY
2010年4月23日(金)~5月22日(土)
12:00 - 19:00

20100413_arai_v

最近色を多く扱い始めたのは
特に対象を意識せず制作したイラストを
幼児が一瞬で気に入った事がきっかけだった。
人のプリミティブな部分を刺激できるような制作、
すなわち感覚的な制作をすること
その一つの手段としてまず色彩を選んだ。

今回metaを観に行こうという気になったのも、そんな背景があったからだ。

これまで自分は(言語も経験も少ない)子供にむけた本は、
何かと制約が生じる為、大人に向けたそれよりクオリティーが低いと
どこかで思っていたかもしれない。
が、感覚的に面白いと思う作品に対するアンテナは
むしろ子供の方が敏感であると改めて考えなおす。

感覚的に、とはよくつかわれる言葉だけれど
それはどういうことなんだろう?
彼がそう考え行きついた先が共感覚だったそうだ。
最新作「モケモケ」は
音に匂いや色を感じたり、色々な「初めて」の感覚を全身で味わう赤ちゃんの感覚、
心が遠い宇宙に飛んでゆくような幸福感を
子供用にチューニングするすることなく本にしたものらしい。

ギャラリーをあとにした身体はスポンジになったようにかるく、
そしてなんにでも染まれるような、愉快で、心躍る解放感でいっぱいだった。

荒井良二

http://www.ryoji-arai.info/profile/index.html

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つきよのかいじゅう

つきよのかいじゅう

買ったきっかけ:
立ちよみのみ

これまで画風が自分にはピンとこずスル―してきたのだが、「彼は天才。出会ってから自分が絵本作家をやっていけるのか自信がなくなった」と言う作家さんの話を聞き手に取ったのがきっかけ

感想:
シンプルでいさぎよい起承転結。

お笑いの一要素として「いや、それはそれであってるんだけど、なんか違うんだよなあ…」というズレがあるが
そこらへんの微妙な感覚をついたユーモア。

「今のはなかったことに…」といったような大人の事情をはさんだ感じの間もいい。

照準の合わせ方が大胆で度肝を抜かれた。

おすすめポイント:
とにかくすぱーんと気持ちがいい。

つきよのかいじゅう

著者:長 新太

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