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国立天文台 三鷹

かの有名な三鷹天命反転住宅に目も釘付け…になっていると必ず通り過ぎてしまいます!
そちらの次の角を曲がると国立天文台。

その天文台の森の片隅ににひっそりとたたずむのは大正期の旧官舎。
現在は三鷹市が行う「子どもと絵本プロジェクト」の拠点として
「星と森と絵本の家」というあらゆる人々が集える場所に生まれ変わっています。

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長い廊下が建物の中心を走り、たくさんの小部屋が向かい合っています。
こっちだよう こっちへきなさいと あちらこちらより手招きされているかのよう。

本棚には2000冊の蔵書
各々が思い思いの格好で好きなだけ絵本を楽しめる空間になっています。
あたたかな陽が差し込む縁側が人気の席。
冬でもそんな日は思わず窓を開け放ちたくなります。

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こちらは月の絵本を集めたコーナー。
科学的な絵本からファンタジーまでと幅広い。

本日見つけたお気に入りの絵本は

五匹の小オニが決めたこと

つきよのかいじゅう

理科室と称される元調理場では、
顕微鏡が設置され
ミクロの像に「おお…」とシンプルなリアクション。
旧浴室はおもちゃの部屋。
本の読めない赤ちゃんも、木のおままごとセットやしかけおもちゃでゆっくり遊べます。
広い庭へ出てハンモックでのんびりしたり
竹馬や輪投げ、竹ぽっくりで遊ぶことも。
引き戸、箪笥、押し入れ等
あちらこちらに仕掛けが隠れ 何度来ても楽しい!
休みの日などにはおじいさんが
小さな木端を使ってネックレス作りなどを教えてくれるワークショップも開催。
たしか50円だかなんだったか(違ってたらごめんなさい)。心もお財布もあたたか。

気配を消しえぬきしむ床
客間に鎮座する「よくわからない古いもの」
書斎へ入り込む緊張感、
引き出しをこっそり覗く高揚感…。

小学生の男の子たちが
我慢できずにかくれんぼをはじめて怒られていました。
ざんねん!
気持ちはとっても分かります。

見えないものが確かに住んでいた、闇のある家。音が鳴り、匂い、呼吸をする、生きている家。
星(宇宙)、森(自然)、絵本、家への関心をきっかけに人と人とがつながり、
感受性をはぐくむきっかけにすることをモットーにするこの建物は、
図書館でも児童館でもない、人々が集える「家」でした。

こんな場所がもっと増えるとよいなあ

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コメント

お疲れ様です。

安倍です。

絵本の家、あたたかい感じのする建物ですね。
三鷹市では、絵本を中心に子供たちの教育に貢献しているんですね。

私は、環境局に勤めている者で、私の市では、子供たちに徳育と環境関係からの教育に力を注いでいます。今は新規事業で、新たに何か子供たちに貢献できないか、模索している最中です。

紹介された施設をみると、次の新しい仕事のヒントがあるかもしれません。
今度の木曜日に、絵本の家に出かけようと思います。
環境関係の絵本はあるのでしょうかね。

当日、Mika先生に、施設のご案内と絵本のご講義を受けられるといいなあ。
おっと、失言してしまいました。
失礼いたします。

投稿: 安倍 | 2010-04-25 17:56

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