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オテサーネク

買ったきっかけ:
クリスマスの書店にて

エヴァの仕事をまだ見たことがなかったので

感想:
もともとはチェコの民話のようなのですが、どことなくぎこちない訳と変則的な挿絵のリズムで、なんともふしぎな浮遊感。

オテサーネクが片っぱしからむさぼり食うショットの躍動感は、胸が躍ります。

おすすめポイント:
ヤン・シュワンクマイエルのあとがき付き

彼は妻エヴァについて
「彼女は絵描きであると同時に詩人である」と言っています。
話は自分の映画作りに参加させる理由にも及びます。

詩人は自分のやることをやるだけで、人の手を引いて導くことはできない。そのかわり詩人は、2度とやり直しのきかない一度限りの宝物を恵んでくれる。それだから映画制作中は「詩人」をできるだけ自由になれるようこころがけるのだと。

「自分の作品に彼女の詩的要素が加わり初めて本物になる」

そんなふうにヤンが信頼する何かがこの一冊に垣間見れた気がします。

オテサーネク

著者:エヴァ シュヴァンクマイエロヴァー,池内 紀,ヤン シュヴァンクマイエル

オテサーネク

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